人生の彩り

HE★VENSの鳳 瑛一だ。


音には感情がのる。

心を込めて歌ったり楽器を演奏する時に限らず、
たった一音でも、ふと思い浮かぶ景色や
導かれる思いがあるだろう。
どの音がどんなシチュエーションに当たるのかを
考え始めると、時間はいくらあっても足りない。


今の季節ならば、探すのは「涼を呼ぶ音」がふさわしい。
そう考えてあれこれ聞き比べてみたのだが、
俺にとってしっくりきたのは結局風鈴の音色だった。
先人の知恵に感謝しないといけないな。

早速買い求めたものを家のベランダに設置してみた。
ガラス製のシンプルな風鈴は、風に揺られるたび
温もりのあるざらりとした音がそっと響いていく。


聞き入っていると、時の流れも緩やかになるようだった。
やがてシオンが傍にやってきて、
興味深げに風鈴を見上げた。
俺と同じく、この音色を気に入ってくれたようだ。
森の中の、虫の声音にどこか似ていると言っていたな。


調べたら、部屋の中でも楽しめる卓上スタンドもあるらしい。
暑さに弱い人間にはうってつけだ。
シオンが好きそうな柄の風鈴も見つけたので、
セットにしてプレゼントするとしよう。


エンジェルも、音の中に秘められた心を
探してみてほしい。
無論、この命題に正解はない。
どう感じるかは、それぞれ異なるからな。

ただ、日常が少し鮮やかになることは確実だ。
俺が保証しよう。

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一心に向き合う

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

俺からは綺羅の「Morning in the sky」を紹介しよう。
朝ならではの爽快感を存分に表現しつつ、
綺羅の情熱的な部分がしっかりと前に出た歌だと思う。
曲の随所で印象的に響くピアノの音が、
素直に伸びる歌声の眩しさをより引き立てている。

描かれているのは、ふとした瞬間の喜びだ。
どんな日にも、きっと幸福の欠片は存在している。
そう思うか思わないかは己の決めるところだ。
綺羅は、それらを目に映し、探し続けることを選んだ。
常に最善を尽くすことを厭わぬ心の為せるわざだな。
強さと呼んでもいいかもしれない。

綺羅の真っ直ぐな姿勢は、制作中にもよく見られたな。
元々朝型なのに加え、今回はタイトルにも「Morning」と入れたこともあり、
作詞はいつもより早くからしっかりと時間をかけて取り組んでいた。
起床してキッチンに向かうと、キャビネットに
綺羅のマグカップだけがないということがよくあったものだ。

そんな時は大抵そのうち空のカップを持った本人が現れる。
自分の飲み物を淹れる際に、綺羅の分も含めて
多めに用意するのがしばらく日課になっていた。


綺羅の魅力が隅々まで伝わるような出来になっていて、
リーダーとしても非常に誇らしいことこの上ないと思っている。
是非、しっかりと味わってもらいたい。

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舞い降りる想い

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

「One Day」の発売日がいよいよ近づいてきたな。
7人が揃ったジャケットはもう目にしてくれただろうか。
今回の衣装は常よりも実にシンプルだ。
空の色が引き立つよう、全員白のトップスで統一している。

とは言え、少しずつ形やスタイリングが異なっているので
細かいところにも着目してほしい。


飾り気のない衣装だからこそポージングが大事になる。
中でもナギが、率先して色々試していた。
前夜に何かを調べていたのはこのためだったようだ。
ただ、そのせいで肩に力が入ってしまっていてな。
少し心配していたのだが、タイミング良くヴァンが
軽くふざけたり冗談を言ったりしてくれた。
おかげでナギもいつもの調子を取り戻し、事なきを得た。

皆もそれぞれ工夫を凝らした結果、出来上がったビジュアルは
爽やかさと躍動感が感じられる出来になったと思う。
全員の自然体の笑顔が実にイイ。


周囲に舞う白い羽根は、
俺たちの想いを示す象徴だ。
エンジェルが俺たちと共にあることへの
飽くなき感謝と、永遠に続く愛を込めて。


お前の元へ届く日を、心待ちにしている。

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心震わせる時

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

Twitterキャンペーンへ参加してくれたことに
改めて礼を言おう。
エンジェルが楽しんでくれたようで、
俺たちとしても嬉しい限りだ。

様々な投稿があったが、俺たち全員に宛てたものは
歌に関するものがよく見受けられた。
歌を望まれるということはアイドルとして
最高の栄誉だ。実に喜ばしい。

その他にも数多く寄せられたエンジェルの想いに応えるべく、
俺たちも「エンジェルと過ごす1日」というテーマで
順番にブログを書いていきたいと思う。
ナギの言っていた「ちょっといいこと」だな。
まずは、俺からだ。


俺個人に対しては、趣味の車に関連する投稿が多かったな。
無論それ以外も印象的なものばかりだったが、
今回は車に絡めた内容にしたいと思う。

お前と過ごすのなら、
共にどこかに出かけて思い出を残したい。
まずは、俺の愛車で迎えに行こう。
家を出る時から帰り着くまで、
どの刹那も全て俺のものにするためだ。

行き先は、車だからこそたどり着ける場所だ。

最高に優美な景色を見せようではないか。
俺は、それを目にしたお前の喜ぶ顔が見たい。
あらゆる手を尽くしてお前を歓待し、
2人の時間を充実したものにしたいのだ。

無論お前にも行きたいところはあるだろうが、
今回は俺に譲ってくれ。

どこへ案内すれば
心からの高揚感を味わってもらえるのか。
道中もお前を楽しませるためには
何をすればいいのか。
こうして熟慮することも、俺にとって
お前への愛を存分に感じられる時間だからだ。

外出の準備のためヒントは出すが、
正確な行き先は当日まで秘密だ。
楽しみに待っていてくれ。

最上の1日を、誰よりも傍で過ごそうではないか。

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暁の宴

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

早速また会えたな、エンジェルよ。
今回のミニアルバムのコンセプトを余すことなく
伝えたくて、今日は早く目覚めてしまった。
少しだけ迷ったのだが、さすがに本当の暁に
更新することは憚られた。
お前の眠りを妨げるわけにもいかないからな。


今回のアルバム「One Day」は、
俺の歌である「暁の宴」から幕を開ける。

ちょうど、この日の光のように。


穏やかなイントロで奏でられた曲は、
すぐに疾走感溢れるメロディへと移り変わっていく。
日が昇り、空が一気に赤く染め上げられるさまを
見事に表していると言えるだろう。

俺にとって「始まり」とは、目標を成就させると決意する瞬間だ。
手に入れるべきものを高らかに宣言すれば、
それはもうただの夢想ではなくなる。
必ずたどり着く未来だ。

前を見据えろ。
決して目を逸らすな。
己を鼓舞し、皆を激励する真っ直ぐな想いを歌った。


この歌の中には、俺の思い描く最高の世界がある。
希望に満ちた、美しい場所だ。

そこに連れて行くのは、
誰より愛しているお前以外いない。

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