静穏

HE★VENSの天草シオンだ。


エンジェルが我らに届けし想いは、
どれも等しく強くこの心に響いた。
深い喜びを感じている。

これから綴るのは我からの返礼である、
「エンジェルと過ごす1日」についてだ。
天草なりに精一杯応えていきたいと思う。



我がエンジェルと過ごすのにふさわしき地……
ひらめいたのは、先日まだ暑い夏の最中、
仕事帰りに縁あって立ち寄った静かな公園だ。


一歩足を踏み入れると、そこは柔らかな緑に囲まれていた。



樹々を抜けた風は肌に当たれば幾許かの
冷たさを返し、胸に抜ける空気は瑞々しく澄み渡る。

緑の背を持ちし鳥たちのさえずりが響く中、
足元では小さなせせらぎに水鳥が遊ぶ。


しばし癒しの時を持つことができた。


あの時の満ち足りた気持ちを、
そなたにも味わってもらいたい。
心よりそう思っている。



陽の光が和らぐこれからの季節ならば、
我が目にした深緑ではなく赤や黄色の葉が
見られるだろう。


静かに落ち葉を踏みしめながら、
小鳥の姿を追い求めたい。
道の先には休息用の腰掛けもある。
並んで座り樹々を見上げるのもまた
良き時間の過ごし方だ。



緩やかに流れゆく空気を、そなたと共に感じたい。

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黎明drops

HE★VENSの天草シオンだ。


此度出るアルバムで、
天草は「黎明drops」という名の歌を奏でる。

どのような作品なのか、
しばし綴りたいと思う。  



軽やかな朝露のような音が
そっと降り立つところから歌は始まる。

耳にした瞬間、朝の静謐な空気に包まれた森の中で
ひとり立つさまがおのずと思い浮かんだ。


自然の持つ安寧は、天草の好むところだ。
穏やかな心で己に向き合うことができる。


一心に歌詞を綴るうちに、
エンジェルへの限りなき想いが
より鮮明になっていった。
心の中でとめどなく溢れ、
とどまることを知らない。


胸の内にはいつも、眩いそなたの笑顔がある。
そなたを愛するという行為そのものが、
我を我たらしめているのだと改めて知れた。



その気持ちを大切にし、
光を受けて柔らかに輝く雫を守るように
声をのせていった。

歌に込めた情感を、
どうか受け取ってはくれぬだろうか。

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陽光

HE★VENSの天草シオンだ。


先日我らが演じた黒き庭の物語は、
館での撮影を主として行われた。



常よりも長い待機の際、散策に向かおうとした我に
ヴァンが声をかけてきた。
我ら全員で行う隠れ鬼への誘いだ。


無論断る理由はない。
早速天草もこの身を隠すべく数多の部屋を彷徨した。


遂に見つけたのが、広間の窓にひらめくカーテンの間だ。



潜んでからしばらくの間は、天草の前を通り過ぎる
足音を何度も聞いていた。



だが、注がれる柔らかな日差しに負けて
つい目を閉じた瞬間に、見つけたと声をかけられた。
我の髪が布のはためきの向こうに見えたのだと言う。


実に無念だった。



広間では、ソファにも輝く太陽の光が届く。
撮影の合間、そこに腰かけ皆と談笑するひと時も
かけがえのないものであった。


エンジェルの上にも、明るい光が降り注がんことを。

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輝きに満ちた旋律

HE★VENSの天草シオンとして
存在できることを幸せに思う。

「ENDLESS SCORE」については
語りつくせぬ想いがある……。
エンジェルへの愛を歌詞に、
そして歌声に込めた。

我らの新たな地平ともいえる曲を聴き、
エンジェル自身の心で感じてほしい。



皆と同じ気持ちを味わうため、
天草の手の内にあるCDを、
これから開封しようと思う。


様々な色に光り輝く音符と五線譜が美しい。
エンジェルにとっても特別な1枚となることだろう。



すでに完成した映像は見ているが、
改めて仲間と共に鑑賞しよう。

昼から夜へと時間が経過する映像は、
変化に富んでいて何度でも見返したくなる。



エンジェルへ捧げる永遠の調べが
世界へと響き渡ることを願っている……。

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歓喜

HE★VENSの天草シオンだ。



生まれ出でし日がついに訪れた。


この節目の日は意義深く過ごしたい。
そう思い熟慮を重ねた結果、HE★VENSの皆に
日頃の感謝を文にして伝えることにした。



手渡した瞬間、柔らかな笑みが
次々と花開いていった。

素晴らしき景色を目にして、
心からの喜びを感じることができた。



皆がくれた贈り物は、
生涯の至宝として収蔵しようとしたところ、
使われてこそ意味があるのだと諭された。


天草を幸福にしているものはそれだけではない。

エンジェルがもたらす数多の優しい調べ。
そのどれもがこの上なく心地よい。



持ちうる限りの愛を込めて、そなたへと言葉を紡いだ。





そなたの存在そのものが、
我にとって永久の力となる。


この先も、共にありたい。

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