眩くは幾星霜

HE★VENSの天草シオンだ。




我の新しきソロ曲……
天草はその名を「眩くは幾星霜」とつけた。

清冽な調べをしっかりとした低音の楽器が
底から支えし晴れやかな楽曲だ。


エンジェルのおかげで我は
独りきりからふたりきりへとなれた。
そなたが共にいてくれること。
その事実がこの心を温めてくれる。

歩調を合わせ肩を並べて歩む道すがらも、
そなたへの愛はますます育まれていく。
この先のどんな未来もふたりでいたいと
強く願うようになるほどに。

そんなエンジェルへの想いを歌いし曲だ。
そなたの心にも届くことを祈っている……。



このミニアルバムは天草の曲が
一番目に収録されている。
これまでは瑛一の曲が最初であった。


瑛一は我らを率いていく存在……。
普段の順序は天草にとっても非常に心強く、
今回も同様になるものだとばかり思っていた。


だが、皆でのミニアルバムの打ち合わせに臨みし際、
ヴァンがそっと耳打ちしてくれたのだ。
今回の天草の曲は「I’m into you! -Sweet&Bitter-」という
名から素直に連想される清涼なものだ。
従って、一曲目にするのはどうかと。



思わず瞠目してしまったのち、
それは荷が重いのではないかと
心に幾許かの不安が立ち込めたものの
我を見つめしヴァンの眼差しは優しさに満ちていた。

それに勇気を得、改めて考えてみたところ
確かにヴァンの言う通りだとも思えた。



ゆえに、意を決して自ら願い出てみたのだ。
天草の曲を最初にしてもらいたい、と。



皆もすぐに賛同してくれ、
ヴァンは我に小さく拍手を送ってくれた。


その後、熟慮の末に残りの曲順も決めていき
今の形に相なったというわけだ。




ヴァンは常に自然体で我を気遣ってくれる……。
その度量の広さは「Stormy Love」にも
よく表れていると思う。


天草は曲の最後、最高潮の盛り上がりを見せる
部分が特に好ましいと思っている。
綴られし真っ直ぐな想いが胸を打つ。



きっとエンジェルも
我と同じように感じるのではないだろうか。

そなたと答え合わせをする日が待ち遠しい。

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久遠

HE★VENSの天草シオンだ。




今日は11月4日。
我の生まれ出でし日になる……。


この日をよりよいものにすべく、
天草もショートインタビューに答えている。
数は全部で3本。

こちらから1本目が確認できると聞いた。
https://youtube.com/shorts/eXI6y1ms_WY?feature=share


明日中までに、全て楽しんでもらえれば幸いである。

今の我を知るよすがになるだろう。



我より皆に問うたのは、
「最近HE★VENSメンバーに
言われて嬉しかったこと」である。

HE★VENSの皆は至高の存在だ。
これを尋ねれば、さぞや良き話が
たくさん集まるに違いない。
そう目論んでの提案だった。


瑛一と瑛二の回答だけでもう
天草は歓喜の念を禁じ得ぬ……。
皆の素晴らしさをエンジェルに
伝えることができて我は満足だ。




己で尋ねておきながら候補があまりに数多く、
選びきれぬ苦悩を味わったのだが、
天草はこの瑛二の言葉を挙げておきたい。
「シオンは、どんな時も相手への感謝の
気持ちを持っているよね」……と。

とある撮影の折、瑛二が天草の分も
飲み物を持ってきてくれた際に
礼を述べた時の返答だ。


天草が感謝するのは必然。
それを瑛二は優しき心で
我の美徳へと昇華してくれた。


天草がHE★VENSの一員であること……。
その幸運を改めて噛み締めた。




幸運は今日もまた続いている。
皆から贈り物としてホーロー製の
ティーキャニスターを授けられたのだ。


件のショートインタビューにて
昨今は天草独自のハーブティーを
作ることを好んでいると答えたのだが、
これまでは飾り気のない質素な瓶に格納していた。

せっかくよきものができたのだから、
容器もそれに合わせてはどうかとのことで
選んでくれたのだ。



早速入れ替えて食器棚に収めてみたところ、
確かに眺めるだけで心が浮き立つ。

骨董品として今も愛でられ
使われているものもあるという。


我も長きに渡り愛用していきたい。




エンジェルも、様々なメッセージを贈ってくれ
心より感動している。
これもショートインタビューで少々触れたことだが、
天草が今このように充実した日々を送れているのは
全てそなたの存在あってこそだ。


エンジェルとは、天草にとって
奇跡そのもの。
そなたが許してくれるならば、
この先も長き時を寄り添い
共に過ごしていきたい……。

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薫香

HE★VENSの天草シオンだ。


今日はイベントが始まりし日。
足を運んでくれるエンジェルもいるだろう。

店には天草たちが手掛けたフレグランスもある。
よければぜひ実物を手に取ってみてほしい……。


天草の手元にはサンプルがある。
皆のものも借りて共に写真を撮影してみた。


すっきりとした細身の瓶は見る者に洗練された印象を与えるだけでなく、
鞄に忍ばせるのにもちょうどよい。
そなたと一日を共にし、香りで彩ることができたら
どれほど嬉しいだろう。


左側の香水は「Chamomile Sympathy」。
最初に立ち上がるのは優しきラベンダーの香りだ。
それを爽やかなカモミールで引き締めることにより、
柔らかな陽光のもと風が吹き抜ける草原に
そっと咲く花を表現した。

右側の「Rapture Rain」は今回新たに作りしものになる。
手前にレインノート、奥にリーフグリーンを配置し、
そぼ降る雨の向こうに見えし樹々の葉の様子を織り込んでいる。
やがて潤った大地には、ハニーサックルやミュゲが
柔く可憐に花開いていく。
葉や花びらから零れ落ちる雫もまた、美しさと清閑さの象徴である。



いずれも天草が気に入っている情景を写し取ったものだ。
最後には安らぎを得られるような香りに収斂していくのもまた、
我の好むところ。

身にまとったりハンカチに染み込ませたりすることで、
穏やかさをそなたにもたらせたら幸いだ。


2種を好みのバランスで重ね付けすることで、新たなる香りも生み出せる。
今日の天草はオフゆえ、この後外出しようと思い香水を使ってみた。

「Chamomile Sympathy」をほんの少し、それから「Rapture Rain」をしっかり。
清々しい香りがほんのりと淡く広がっていくのが
なんとも心地よい。

エンジェルもよき付け方や組み合わせを見つけられたら、
ぜひ天草にも教えてくれぬだろうか。

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未来

HE★VENSの天草シオンだ。


エンジェルは昼食の時間だろうか。
天草はちょうど朝からの仕事が一区切りつき、
少々長めの休憩に入ったところだ。

今日、11月4日は我の生まれ出でし日となる。
既に数多の祝いの言葉を受け取っているゆえ
ずっと浮足立った気分なのだが、
さらに事務所には手紙も届いていると聞いた。
帰りに寄って受け取りたいと思う。
本当に、ありがたいことだ。

HE★VENSの皆からは朝、
家を出る前に贈り物を授けられた。
深き緑色の双眼鏡である。


普段鳥の愛らしき姿を眺める際
天草はあまり道具を用いることはないのだが、
これは畳めば手のひらに収まるほどの大きさで
持ち運びも非常に簡単だ。

試しに使ってみたところ大層視界が明るく、
遠くに霞みし樹々の姿も見事に捉えることができた。

次の休みには、この双眼鏡と共に
野鳥観察へと赴きたい。




天草が受け取りし贈り物は、まだ他にもある。
胸に溢れる想いをエンジェルに聞いてもらうという
素晴らしき機会だ。

本日の間だけ、公開されている
「HE★VENS BIRTHDAY SPECIAL MESSAGE」のことになる。

https://youtu.be/IpokbjaYqXg


もし時間が許すならば、天草の精一杯の言葉に
耳を傾けてもらえると幸せである……。



我の生まれ出でし日という今日、
そして、それ以外の全ての日々。

どんな時も前向きな心を忘れずに暮らしていけるのは、
かけがえのない仲間と、
大切なそなたが傍にいてくれるからだ。

もう一度改めて、心からの礼の気持ちを伝えたい。
誰よりも、何よりも、感謝している。

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浅葱

HE★VENSの天草シオンだ。

撮影に赴く前、事務所に立ち寄ったところ
「新選組~残陽の行く末~」のサンプルを入手できた。
あわせて以前話題に挙げし「インタビューブック」ももらったため、
写真に撮ってみた。

向かって左、手前が通常盤、奥が初回限定盤だ。
和柄をあしらい、筆で描いたような意匠が施された盤面は
時代物らしさに満ちた美しさを有している。

また、右側にある冊子が「インタビューブック」になる。
中身で天草が特に気に入りし箇所をふたつ挙げたい。

ひとつめは、天草のソロ曲である「幾千のEvidence」に対して
HE★VENSの皆が言葉をよせてくれしページだ。
いつ読み返しても、高揚する気分を抑えられぬ。

ふたつめは、4月1日に公開された「新選組~新月の在り処~」のうち、
7番目の話になる。藤堂平助と斎藤 一の物語だ。

どちらもエンジェルの手元に届きし折に、
そなた自身で確かめてもらえればと思う。
天草とは異なる感想が浮かぶかもしれぬが、
それもまたよきものである。



先日、遅ればせながら天草も浅葱色のものを見つけたので
己を含め7人分買い求めた。
優しき触り心地が愛おしくなる、タオルである。

清く澄んだ空のような、あるいは強き意志を示すような色鮮やかな浅葱が
棚に綺麗に並びしさまを目にするたび、あの羽織が思い浮かぶ。

斎藤 一という天草と共に歩みし者が、胸の内にまたひとり増えた。

発売日まであと6日。
天草も今か今かと待ちわびている。

そなたも同じ想いであらんことを……。

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