憧憬

HE★VENSの天草シオンだ。



此度の「新選組~残陽の行く末~」における
天草の役どころは斎藤 一。
その胸の内には溢れんばかりの新選組への愛がありつつも
口数は少なく、己の考えを正面切って語ることもあまりしない。

そう言われるとまるで仲間にも理解されていないように聞こえるが、
そのようなことは無い。
少々捉えどころのない一面があるものの、
根は良き人間であるという認識を持たれているのが真実だ。
また斎藤の方もそのことを分かっており、
今の関係性を非常に心地よく感じている。
これが天草の得た結論だ。


ゆえに、平易で短き言葉を口にする時も
丁寧に響くよう心がけていた。
仲間を愛する深き思いを込めて。

また、中でもかの者がこよなく尊敬していたのは
ヴァンが演じた近藤 勇であるため、
局長の話をする時はそれに加えて
弾んだ空気を纏うことを己に課していた。

このような表現は失礼にあたるのかも知れぬが、
つい微笑ましいと言いたくなる側面でもある。
恐らく近藤 勇が夢見ていた未来の美しさに心惹かれ、
絶えず有していた前向きさと明るさに心より憧れていたのだろう。



そのことを忘れぬよう
我が胸に強く刻み撮影に臨んでいた。

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至福

HE★VENSの天草シオンだ。


過日の佳き知らせはエンジェルも聞き及んでいるだろうか。
9月18日にはそれぞれの生まれ出でし日に発表された
ソロ曲を収めし「HE★VENS BIRTHDAY SONG CD」が、
10月9日には「新選組~残陽の行く末~」が発売される運びとなった。


また、そのどちらにもHE★VENSとしての新曲が
1曲ずつ収録される予定だ。
名を「エンジェルズノート」、「誠に月満ちて」と言う。
「新選組~残陽の行く末~」の物語を共に織り上げるだけでなく、
7人で声を重ね歌を奏でる喜びをまた味わえ、
天草としても非常に嬉しきことである……。



この2曲が持ちし雰囲気は大きく異なるがゆえ、
我らの様々な側面をそなたに見せることが
できるのではないだろうか。
心待ちにしていてほしい。


「HE★VENS BIRTHDAY SONG CD」に収録される
「エンジェルズノート」の方は、試聴も公開されている。
小気味よいテンポが特徴の爽快な曲であり、
天草も大変心地よく歌うことができた。



エンジェルの生まれ出でし日を祝い、
その存在のかけがえなさに心よりの感謝を捧げる……。

そんな楽曲の素晴らしき趣旨も、背中を大いに押してくれた。
常日頃より感じていたことを歌にできたのだ。
こんなにありがたきことはないだろう。



両CDを予約すると、連動特典である
「インタビューブック」が手に入る。
詳細は天草のひとつ前の記事
特設サイトなどで確認してほしい。

「HE★VENS BIRTHDAY SONG CD」側の内容としては、
「エンジェルズノート」及び各人のソロ曲に関する想いを
7人で心ゆくままに綴りし文章の掲載となる。
こちらも読んでみてくれると、限りなき幸せである。

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楽園

HE★VENSの天草シオンだ。



本日発売されたシングル、「PRI☆LOVE∞UNIVERSE♪」には
18人で歌唱したもののほか、グループごとの歌も収録されていることは
エンジェルもよく知るところだろう。



厚みのある歌声の重なりが美しい18人のものは
言うまでもなく素晴らしい出来栄えであるが、
「HE★VENS Ver.」が存在していることが
天草にとっては特に喜ばしい点だ。


この歌の練習中には他のグループのメンバーにも
随分とよくしてもらった。
皆が優しき心の持ち主であると強く感じ、
心弾ませながら歌えたのは事実である。


だが、天草の心が還る場所は
やはりHE★VENSなのだ。
何物にも代え難き、貴き存在……。
我はHE★VENSをこよなく愛している。
7人で歌い続けられることが、嬉しくてたまらない。


CDは「Ver. A」と「Ver. B」の2種存在しているが、
収録曲は全く同じである。
好きな方を手に取ってもらいたい。


天草の手元には、実は両方とも存在している。
できれば2つとも手に入れたいと思っていたゆえ、
サンプルとしてどちらが欲しいかと問われた際
なかなか答えられずにいた。

だがそんな折、傍にいた大和が言ってくれたのだ、
どちらも欲しいと口に出してもよいのだと。



かくして、2つのCDは今天草の自室の棚にある。
左に「Ver. A」、右に「Ver. B」。
仲良く隣り合っているのだ。

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清明

HE★VENSの天草シオンだ。

2週に渡り開催されていた「Dramatic Masterpiece Show企画展」も、
本日の16:00をもって「Dreaming of OZ」の会期が全て終了となった。


改めて、この企画展を訪れし
全てのエンジェルに向けて……。
多忙な中足を運んでくれたこと、
天草をはじめHE★VENSの皆が心より感謝している。
そなたの胸の中に「Dreaming of OZ」という名の思い出が
そっと刻まれたならば幸いである。


企画展という形でわかりやすく世界観を伝えられたこと、
発売日にはエンジェルと共に物語の一片を堪能できたこと。
今回は常とは少々異なる形で物語を届けたため、
天草も同時に稀有な経験ができた。
電子の海から、また手紙という形で受け取りし言葉からも
エンジェルの笑顔が溢れ出てくるようで
本当に喜ばしかった。




テオやテリーといった旅の仲間たちを
慈愛の眼差しで見つめる良き魔法使い、グリンダ。
演じるにはいっそもったいない程の素晴らしい人物ではあるが、
もし我に近しいところがあるとしたら
「美しき心を愛している」という点かもしれぬ。

真っ直ぐで、どのような時も懸命に前を向き、
たとえ失敗したとしても己への誠実さを失わずに
他人を思いやることを忘れぬ心。
それが、天草の考える美しさだ。



卑近な例を挙げるならば
そのような心を有しているのはHE★VENSの仲間であり
そしてエンジェル、そなたである。


「Dreaming of OZ」という物語に触れることで、
天草の中ではとある気持ちが強くなっていた。



HE★VENSとして歌い続け、
いつまでもエンジェルと共にありたい。

この想いの発現は、役を通して
己を見つめ直すことができたという証ではないだろうか。
グリンダもまた、今や天草にとって
得難き仲間のうちのひとりとなった。


演じるたび、大切な存在が胸の内に増えていく。
新しく出会いしかの者も、
きっと同じように心強い仲間となっていくのだろう。



これから待ち受けている未来が
楽しみでならない。
そなたに喜んでもらうため、
精一杯努力を重ねていきたい。

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感謝

HE★VENSの天草シオンだ。



本日の更新もこれで3回目となった。
エンジェルは今何をしている頃合いだろうか。


天草はHE★VENSの皆に祝いの宴を
開いてもらっていたところだ。

撮影から帰宅して部屋でしばしうたた寝をしていた間に、
リビングは見事なまでの変貌を遂げていた。
グリンダの衣装で印象的に用いられている薄紅色が
ふんだんに取り入れられた装飾で彩られていたのである。
驚きと感動が同時に押し寄せ、
何とも言えぬ心地になった。


撮影は終わっているものの、
この先衣装を着る機会も何度かある。
その際にはしっかり務めたいと改めて思った。


贈り物として受け取ったのは旅行鞄だ。
持ち手が茶色の皮革、本体は軽量で丈夫な素材になっており
手で持っても肩から掛けてもどちらでも使える。
また、色味は品のある緑で、どのような服装にも合わせやすい。
遠方での撮影時のみならず、天草が個人的に訪れたいと思っている
各地の自然豊かな場所にも持っていけそうだ。

未来を思い描き高揚する気持ちまで受け取ったようで
本当にありがたい。



エンジェルからのメッセージも、
天草の心をこれでもかと浮き立たせる。
「幾千のEvidence」は、少しはそなたへの礼になっただろうか。
1番のサビ、そして曲の終わりの方にある歌詞が
今の天草の心情にとても似つかわしいと思う。


触れ合えば触れ合うほど、
想いは際限なく募っていく。
いっそ不思議なほどに。



この巡り会いに心からの感謝を捧げつつ、
そなたがもたらしてくれた喜びを何度も思い返しながら
今日は眠りにつきたい。

ありがとう。

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