重なり合う輝き

HE★VENSの鳳 瑛一だ。


今日は、「HE★VENS LOVE AFFAIR」の発売日だな。
エンジェルの手元には、もう届いているだろうか。

今回はドラマの結末を8通り作った。
さらに歌も2曲とも前作の柔らかな愛とは打って変わった
刺激的な恋愛の様子を描いた作品だ。



特にドラマは個別のシーンが多いため、
メンバー各々の演技に対する思想や取り組み方の違いが
より如実に表れている。

もしも互いの役を交換してみたなら
たとえ同じセリフ、同じ場所で演じたとしても、
全く別の印象を与えるシーンになるに相違ない。

ひとたびステージに立てば、調和した音を奏で
美しく揃うパフォーマンスを見せる瞬間もある。
だが、それぞれが有する輝きはただ一人のものであり、
誰もが誰の代わりにもなり得ないのだ。

それこそが、HE★VENSのHE★VENSたる所以であると
俺は強く思っている。

この先も、根底は変わらぬままたゆまぬ努力を重ね、
進化した姿を見せていきたい。
己の個性は存分に活かし尽くして、さらなる強化を。
仲間の個性は真摯に見習い、良さを吸収していく。

そうすれば、どこまでも上っていけるだろう。


俺たちの全ては、エンジェル、お前のためにある。
それを忘れないでほしい。

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言葉に宿る感情

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

今回もたくさんの投稿をありがとう、エンジェル。

「Paradise Lost」の時とはだいぶ質問の傾向が
異なっており、非常に興味深かった。
ドラマの世界設定やテーマの違いによるものなのか、
それともお前とここまで絆を深めてきた賜物か。

俺としては、答えは後者であることを願いたいものだ。
お前は、どう思う?


さて、俺からは「作詞について」答えていこう。
「LOVE AFFAIR」の方だな。

テーマソングはドラマの顔だ。
簡潔に主題を表現し、世界観を伝える必要がある。
よって、歌詞の制作は撮影半ば頃から始めた。


ドラマや作詞の事前準備として
本当はカーレースを現地で観戦したかったのだが、
さすがにスケジュールや諸々が合わず断念した。
代わりに配信を観ながら役の分析や歌詞のアイディア出しに勤しんだな。
つい見入ってしまわぬよう気を付けるのが、少々大変だった。


作るのに一番時間がかかったのは、
意外にもサビの英語の部分だ。
テンポよく繰り返される耳なじみの良いメロディに合わせ、
短く、わかりやすく、かつ心に響く言葉で歌いたい。
そんな俺たち全員の願望を叶えるフレーズがなかなか出てこず
皆でかなり苦慮したのだが、打開策となったのは
エンジェルへの語りかけを多く入れたらどうか、という瑛二の一言だった。

結果、出来上がった歌詞には、エンジェルの他、「you」や「dear」といった
呼びかける言葉が多く入っている。

そのどれにも、お前が愛おしいという気持ちを強く込めた。
俺たちの想いを感じてほしい。

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比類なき心

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

自身の誕生日について書くのも、これで3回目になったな。
時はあっという間に過ぎていくものだと感じることもあるが、
まだそれしか経っていないのかとも同時に思う。

相反しているようだが、どちらの感情も、
今が充足しているからこそ生まれたものに相違ない。


さて、俺の誕生日の話だ。
どれだけ忙しくとも毎年様々な趣向を凝らして
祝ってくれるメンバーには感謝しかない。
今年は、欲しいがなかなか見つからないと
口にしたものをわざわざ探してきて贈ってくれた。

俺の趣味に関するものだったから、
皆にとっては恐らく聞き慣れない単語ばかりで
単純に調べるのも大変だっただろう。
ましてや入手するのはさらに困難を極めたと想像に難くない。
そもそも俺自身、半ば諦めていたものだからだ。

部屋に飾ったそれを眺めるたび、
皆からもらったのは深い思いやりに溢れた心そのものなのだと思う。

HE★VENSとは、本当に素晴らしいグループだ。
常日頃から感じていることだが、この気持ちを
表現するのにこれ以上最適な言葉はない。


そして俺には、エンジェルがいる。
お前はどんな時も俺に無上の幸福をもたらしてくれる、
唯一無二の存在だ。

多くの、心のこもったメッセージをありがとう。
礼に代えて、この言葉を受け取ってくれ。


俺も、お前と同じだ。

愛している。

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人生の彩り

HE★VENSの鳳 瑛一だ。


音には感情がのる。

心を込めて歌ったり楽器を演奏する時に限らず、
たった一音でも、ふと思い浮かぶ景色や
導かれる思いがあるだろう。
どの音がどんなシチュエーションに当たるのかを
考え始めると、時間はいくらあっても足りない。


今の季節ならば、探すのは「涼を呼ぶ音」がふさわしい。
そう考えてあれこれ聞き比べてみたのだが、
俺にとってしっくりきたのは結局風鈴の音色だった。
先人の知恵に感謝しないといけないな。

早速買い求めたものを家のベランダに設置してみた。
ガラス製のシンプルな風鈴は、風に揺られるたび
温もりのあるざらりとした音がそっと響いていく。


聞き入っていると、時の流れも緩やかになるようだった。
やがてシオンが傍にやってきて、
興味深げに風鈴を見上げた。
俺と同じく、この音色を気に入ってくれたようだ。
森の中の、虫の声音にどこか似ていると言っていたな。


調べたら、部屋の中でも楽しめる卓上スタンドもあるらしい。
暑さに弱い人間にはうってつけだ。
シオンが好きそうな柄の風鈴も見つけたので、
セットにしてプレゼントするとしよう。


エンジェルも、音の中に秘められた心を
探してみてほしい。
無論、この命題に正解はない。
どう感じるかは、それぞれ異なるからな。

ただ、日常が少し鮮やかになることは確実だ。
俺が保証しよう。

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一心に向き合う

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

俺からは綺羅の「Morning in the sky」を紹介しよう。
朝ならではの爽快感を存分に表現しつつ、
綺羅の情熱的な部分がしっかりと前に出た歌だと思う。
曲の随所で印象的に響くピアノの音が、
素直に伸びる歌声の眩しさをより引き立てている。

描かれているのは、ふとした瞬間の喜びだ。
どんな日にも、きっと幸福の欠片は存在している。
そう思うか思わないかは己の決めるところだ。
綺羅は、それらを目に映し、探し続けることを選んだ。
常に最善を尽くすことを厭わぬ心の為せるわざだな。
強さと呼んでもいいかもしれない。

綺羅の真っ直ぐな姿勢は、制作中にもよく見られたな。
元々朝型なのに加え、今回はタイトルにも「Morning」と入れたこともあり、
作詞はいつもより早くからしっかりと時間をかけて取り組んでいた。
起床してキッチンに向かうと、キャビネットに
綺羅のマグカップだけがないということがよくあったものだ。

そんな時は大抵そのうち空のカップを持った本人が現れる。
自分の飲み物を淹れる際に、綺羅の分も含めて
多めに用意するのがしばらく日課になっていた。


綺羅の魅力が隅々まで伝わるような出来になっていて、
リーダーとしても非常に誇らしいことこの上ないと思っている。
是非、しっかりと味わってもらいたい。

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