眩くは幾星霜

HE★VENSの天草シオンだ。




我の新しきソロ曲……
天草はその名を「眩くは幾星霜」とつけた。

清冽な調べをしっかりとした低音の楽器が
底から支えし晴れやかな楽曲だ。


エンジェルのおかげで我は
独りきりからふたりきりへとなれた。
そなたが共にいてくれること。
その事実がこの心を温めてくれる。

歩調を合わせ肩を並べて歩む道すがらも、
そなたへの愛はますます育まれていく。
この先のどんな未来もふたりでいたいと
強く願うようになるほどに。

そんなエンジェルへの想いを歌いし曲だ。
そなたの心にも届くことを祈っている……。



このミニアルバムは天草の曲が
一番目に収録されている。
これまでは瑛一の曲が最初であった。


瑛一は我らを率いていく存在……。
普段の順序は天草にとっても非常に心強く、
今回も同様になるものだとばかり思っていた。


だが、皆でのミニアルバムの打ち合わせに臨みし際、
ヴァンがそっと耳打ちしてくれたのだ。
今回の天草の曲は「I’m into you! -Sweet&Bitter-」という
名から素直に連想される清涼なものだ。
従って、一曲目にするのはどうかと。



思わず瞠目してしまったのち、
それは荷が重いのではないかと
心に幾許かの不安が立ち込めたものの
我を見つめしヴァンの眼差しは優しさに満ちていた。

それに勇気を得、改めて考えてみたところ
確かにヴァンの言う通りだとも思えた。



ゆえに、意を決して自ら願い出てみたのだ。
天草の曲を最初にしてもらいたい、と。



皆もすぐに賛同してくれ、
ヴァンは我に小さく拍手を送ってくれた。


その後、熟慮の末に残りの曲順も決めていき
今の形に相なったというわけだ。




ヴァンは常に自然体で我を気遣ってくれる……。
その度量の広さは「Stormy Love」にも
よく表れていると思う。


天草は曲の最後、最高潮の盛り上がりを見せる
部分が特に好ましいと思っている。
綴られし真っ直ぐな想いが胸を打つ。



きっとエンジェルも
我と同じように感じるのではないだろうか。

そなたと答え合わせをする日が待ち遠しい。

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TRICKY♡CUTIE

HE★VENSのカワイイ担当、帝 ナギだよ☆

でも!!

今回のナギの新曲、「TRICKY♡CUTIE」は

それだけじゃない💖💖💖

ちょっとアヤシイ雰囲気✨✨✨のデジタルサウンドが

いい感じでしょ♪

耳から離れないキュートなコーラスも入れつつの、

エンジェルをぐいぐい引っ張ってく強気なナギが

たっくさん出てくるよ~💕


キミはボクのことが大好きなんだって、

ちゃんと認めること!

もちろんボクもキミのことが大好きだよ。

だから捕まえたら離さないし、

全部をボクのものにしちゃいたい。

笑ってる顔は当然だけど、

慌ててどぎまぎしてる姿もカワイイから

ついつい焦らしちゃったりもしちゃう。

なんて……ちょっと、悪い子かなぁ?



でもね、実は知ってるんだ。

エンジェルはそんなボクだからこそ、

大好きなんだって。


誰より愛してあげるから、素直に飛び込んできて!

まずはご褒美に抱きしめちゃうね❤️


今回の衣装はみんなホワイトとかベージュの

綺麗めなカジュアルスタイル。

アイドル衣装と私服の間!みたいな感じがいいよね。


ナギのスタイルのイチオシは、腰のところのリボン🎀

ひらっとしてて掴みどころがないのが、

エンジェルを惑わせちゃう

「TRICKY♡CUTIE」にぴったり♪

半袖ジャケットに長袖のインナーなのも、

カワイイと強気っていう違うものが共存してる

曲のイメージに合わせてあるんだよ☆


ちなみに瑛一がつけてるブローチは、

ナギがチョイスしてあげたものなんだ✨

お花🌸の形で真ん中に真珠がついてるキュートなデザインに、

凛々しい印象のチェーンの組み合わせが

すっごく「Escort My Love」っぽいって思ったから♪


瑛一もすぐ気に入って、OKしてくれたよ☆

その後もずっと、ナギが選んだってわざわざ

言って歩いてたのはちょっとどうかと思ったけど……

ナギのセンスがいいのは本当のことだもんね♪

まぁ、いいか!


瑛一の曲の中でナギが気に入ってるのは、

Aメロの真ん中へん。特に1番だね☆

艶っぽい低音でこれを言うのって

なんかずるくない??って思った!

試聴には入ってないから、

手元に届いてからのお楽しみ☆


ナギの曲もみんなの曲も、いっぱい聴いて💕💕💕

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Escort My Love

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

「I’m into you! -Sweet&Bitter-」に収録される
俺の新しいソロ曲は、「Escort My Love」という
タイトルになっている。
成熟した空気感のあるポップなサウンドにのせて、
エンジェルとのデート当日である「今日」を
切り取った内容だ。


どんなさりげない日常であっても、
お前と分かち合えばそれは大いなる愛の一部となる。
ただ見つめ合うという行為すらもが
心を満たしてくれるのだ。
めくるめくようなこの幸福をもたらしてくれたのは
もちろんお前だ、エンジェル。

ゆえに、俺はこう誓いたい。
愛する相手の望みは全て俺が現実にしてみせると。
今日も明日もその先も、
お前が笑顔であり続けることこそ
俺の求めるところであるのだから。


アウトロでメインメロディを奏でるべく
使われている少々可愛らしい音が
気に入っている部分だ。
曲全体の雰囲気をよく表していると思う。


今回のジャケット撮影は、
光と緑が目に眩しい清爽な温室で行われた。
皆が喜んでいたが、中でも瑛二が一番楽しそうだったな。
撮影の合間、幾つも吊るされていたハンギングベースを
眺めては、今度の休みの日にあれと同じ植物を
手持ちの植木鉢に植えようと計画を立てていたのが
大層微笑ましかった。

ちょうどその温室のように
植物に溢れたカフェが近くにあることに気づき、
帰りにそこへも連れていったら
想像以上に幸せそうにしてくれていた。
来てよかったと心底思ったものだ。


瑛二のソロ曲である「花と 恋めぐる」にも、
タイトルからも察せられる通り瑛二が好む
花や緑が印象的に用いられている。

瑛二の綺麗な心そのものを写し取ったような
瑞々しい歌詞に、透き通る高音が実に耳に心地よい。

フルで聴ける日をぜひ心待ちにしていてくれ。

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久遠

HE★VENSの天草シオンだ。




今日は11月4日。
我の生まれ出でし日になる……。


この日をよりよいものにすべく、
天草もショートインタビューに答えている。
数は全部で3本。

こちらから1本目が確認できると聞いた。
https://youtube.com/shorts/eXI6y1ms_WY?feature=share


明日中までに、全て楽しんでもらえれば幸いである。

今の我を知るよすがになるだろう。



我より皆に問うたのは、
「最近HE★VENSメンバーに
言われて嬉しかったこと」である。

HE★VENSの皆は至高の存在だ。
これを尋ねれば、さぞや良き話が
たくさん集まるに違いない。
そう目論んでの提案だった。


瑛一と瑛二の回答だけでもう
天草は歓喜の念を禁じ得ぬ……。
皆の素晴らしさをエンジェルに
伝えることができて我は満足だ。




己で尋ねておきながら候補があまりに数多く、
選びきれぬ苦悩を味わったのだが、
天草はこの瑛二の言葉を挙げておきたい。
「シオンは、どんな時も相手への感謝の
気持ちを持っているよね」……と。

とある撮影の折、瑛二が天草の分も
飲み物を持ってきてくれた際に
礼を述べた時の返答だ。


天草が感謝するのは必然。
それを瑛二は優しき心で
我の美徳へと昇華してくれた。


天草がHE★VENSの一員であること……。
その幸運を改めて噛み締めた。




幸運は今日もまた続いている。
皆から贈り物としてホーロー製の
ティーキャニスターを授けられたのだ。


件のショートインタビューにて
昨今は天草独自のハーブティーを
作ることを好んでいると答えたのだが、
これまでは飾り気のない質素な瓶に格納していた。

せっかくよきものができたのだから、
容器もそれに合わせてはどうかとのことで
選んでくれたのだ。



早速入れ替えて食器棚に収めてみたところ、
確かに眺めるだけで心が浮き立つ。

骨董品として今も愛でられ
使われているものもあるという。


我も長きに渡り愛用していきたい。




エンジェルも、様々なメッセージを贈ってくれ
心より感動している。
これもショートインタビューで少々触れたことだが、
天草が今このように充実した日々を送れているのは
全てそなたの存在あってこそだ。


エンジェルとは、天草にとって
奇跡そのもの。
そなたが許してくれるならば、
この先も長き時を寄り添い
共に過ごしていきたい……。

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GIDDY SPIRAL

HE★VENSの
皇 綺羅だ。


今度のミニアルバムに
収録される
俺の新曲のタイトルは
「GIDDY SPIRAL」。
シャープなサウンドが
特徴のひとつだ。

ダンサブルで
匂い立つような
色気のある音。
それに合わせて歌詞も
愛に溺れていくさまを
丹念に描いた。

エンジェルを
求めてやまない。
触れるたびに
想いが募り
自分が自分で
なくなっていくかのような
感覚に襲われる。
心はお前のことで
埋め尽くされていく。

そんな深遠も
元は「好きだ」という
無垢な気持ちから
生まれたものだ。
どこまで行っても
純粋さは残り続ける。

いつもより
強めに歌いつつも
柔らかさを残すことを
心がけた。

イントロの部分と
それに続くAメロが
気に入っている。
上手く緩急が
つけられたと思う。


今回は作詞に
いつもより時間がかかった。
なかなか思いつかず
気分転換のため
リビングへ向かったら
ナギがソファのところにいた。

俺と同じく
作詞に悩んでいたようだ。
顔を見るなり
楽譜とメモを渡された。

コール&レスポンスにもなる
部分の歌詞を
何通りか作ったのだが
決めかねている。
試しに一緒に
歌ってほしい。
そう頼まれ
もちろん引き受けた。

やるからには
全力で臨みたい。
ライブに来ている
エンジェルの気持ちで
歌おうと答えたら
普通でいいと
言われてしまった。


ナギの書く歌詞は
俺とは大きく異なる。
素で歌う方が
俺にとっては
難しいことだ。

とはいえ希望通りに
こなさないと
手伝う意味もない。
ひとまずやってみたところ
おかげでもっと良い案を
思いついたと
喜ばれた。

ちょうどそこで
俺にもひらめきが訪れ
こちらもナギに
感謝しきりだった。


「TRICKY♡CUTIE」は
Bメロの直後に
微かに入る
笑い声がいい。
前後の歌詞と
相まって
絶妙な効果を
出していると思う。

ナギは曲の世界観を
作り上げるのが
本当に上手い。
改めてそう感じた。

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