ひたむきな誠意

HE★VENSの鳳 瑛一だ。

遂に「新選組~残陽の行く末~」の発売日を迎えた。
事前にこのブログでそれぞれが自身の役について紹介をしたり、
初回限定盤に付属する特典DISC用の座談会で
いろいろ語り合ったりしていたせいか、
いつも以上にようやくこの日が訪れたという気がしている。

改めて、人の感覚とは不思議なものだ。
心の持ちようによって、
同じ長さの時間が早くも遅くも感じたりする。
要は思っていた以上に
俺自身も今日を楽しみにしていたということだな。

ところでエンジェルは覚えているだろうか、
今年最初のブログで瑛二が書初めの話をしていたことを。
あの時は選んだ言葉が偶然全員同じになったというところまでしか
言えなかったのだが、今ならばもっと詳しく話すことができる。

せっかくの機会だ、俺の分を出してきたので
エンジェルにも見せよう。

そう、俺たちが書いたのは「誠」だ。
嘘偽りのない真実のことであり、
新選組がその旗や袖章に用いていた言葉でもある。

どんな時にも真摯に取り組む心を忘れず物事に向き合って、
常に最上のものをエンジェルに届けたい。
そんな誓いを込めてこの一文字を認めた。

もちろん「新選組~残陽の行く末~」も、
そんな風に誠心誠意を込めて演じた作品だ。
お前の好きなもののひとつに加わればと
願わずにはいられない。

これまでも、これからも、そしてこの先も。
お前を想い、愛し、歩みを止めることなく
進み続けようではないか。

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浅葱

HE★VENSの天草シオンだ。

撮影に赴く前、事務所に立ち寄ったところ
「新選組~残陽の行く末~」のサンプルを入手できた。
あわせて以前話題に挙げし「インタビューブック」ももらったため、
写真に撮ってみた。

向かって左、手前が通常盤、奥が初回限定盤だ。
和柄をあしらい、筆で描いたような意匠が施された盤面は
時代物らしさに満ちた美しさを有している。

また、右側にある冊子が「インタビューブック」になる。
中身で天草が特に気に入りし箇所をふたつ挙げたい。

ひとつめは、天草のソロ曲である「幾千のEvidence」に対して
HE★VENSの皆が言葉をよせてくれしページだ。
いつ読み返しても、高揚する気分を抑えられぬ。

ふたつめは、4月1日に公開された「新選組~新月の在り処~」のうち、
7番目の話になる。藤堂平助と斎藤 一の物語だ。

どちらもエンジェルの手元に届きし折に、
そなた自身で確かめてもらえればと思う。
天草とは異なる感想が浮かぶかもしれぬが、
それもまたよきものである。



先日、遅ればせながら天草も浅葱色のものを見つけたので
己を含め7人分買い求めた。
優しき触り心地が愛おしくなる、タオルである。

清く澄んだ空のような、あるいは強き意志を示すような色鮮やかな浅葱が
棚に綺麗に並びしさまを目にするたび、あの羽織が思い浮かぶ。

斎藤 一という天草と共に歩みし者が、胸の内にまたひとり増えた。

発売日まであと6日。
天草も今か今かと待ちわびている。

そなたも同じ想いであらんことを……。

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大事にしとること

HE★VENSの桐生院ヴァンや!

こないだの人物紹介の時に、近藤 勇のもんは
結構残っとるっちゅう話をしたやろ?

今日はもうひとつ、ゆかりの品の中からワイが漢詩と同じく
めっちゃ感激したもんをエンジェルにも見せようと思ってな!

っちゅうわけで、ちゃんと許可ももらった写真も載せるで!
ほなええか、行くで~!!!

京都でロケした時にみんなで見に行った、
「阿州吉川六郎源祐芳」っちゅう名前の刀や!
近藤 勇が稽古の時に使っとったって言われとる。

刃の方やのうて柄の方から撮ったんは、
握りのところが手の脂で光っとるって解説を読んで、
ほんまや!って感激したからなんや。
それくらいこの刀を何度も何度も力強く握りしめて、
熱心に稽古をしとったっちゅうことやろ。
一生懸命、自分の思う未来のために。

実際にあった歴史を扱う「物語」の中で、
実在の人物を自分なりに演じるっちゅうのは
ほんまに難しいことや。
これはみんなも言っとったな。

中でも少し怖いのは、ワイが作ったイメージ全部が
丸ごと真実やって思われてしまうことやろか。

もちろん、ワイもできる限りいろいろ調べたり考えたりして演じたし、
みんなで精一杯力を合わせて作ったもんを
全部ほんまの出来事やって思わせることができたら、
それはそれでめっちゃ嬉しいことや。
でも、場合によっては、
本人に失礼になってしまいそうやろ?

せやから、まぁなんやえらいおこがましい言い方になるんやけど、
ワイの近藤 勇は、本物の近藤 勇が持っとる
たくさんの要素の中のひとつなんやって
捉えてもらえたら一番ええって考えとる。

よろしゅう!

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