輝きに満ちた旋律

HE★VENSの天草シオンとして
存在できることを幸せに思う。

「ENDLESS SCORE」については
語りつくせぬ想いがある……。
エンジェルへの愛を歌詞に、
そして歌声に込めた。

我らの新たな地平ともいえる曲を聴き、
エンジェル自身の心で感じてほしい。



皆と同じ気持ちを味わうため、
天草の手の内にあるCDを、
これから開封しようと思う。


様々な色に光り輝く音符と五線譜が美しい。
エンジェルにとっても特別な1枚となることだろう。



すでに完成した映像は見ているが、
改めて仲間と共に鑑賞しよう。

昼から夜へと時間が経過する映像は、
変化に富んでいて何度でも見返したくなる。



エンジェルへ捧げる永遠の調べが
世界へと響き渡ることを願っている……。

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歓喜

HE★VENSの天草シオンだ。



生まれ出でし日がついに訪れた。


この節目の日は意義深く過ごしたい。
そう思い熟慮を重ねた結果、HE★VENSの皆に
日頃の感謝を文にして伝えることにした。



手渡した瞬間、柔らかな笑みが
次々と花開いていった。

素晴らしき景色を目にして、
心からの喜びを感じることができた。



皆がくれた贈り物は、
生涯の至宝として収蔵しようとしたところ、
使われてこそ意味があるのだと諭された。


天草を幸福にしているものはそれだけではない。

エンジェルがもたらす数多の優しい調べ。
そのどれもがこの上なく心地よい。



持ちうる限りの愛を込めて、そなたへと言葉を紡いだ。





そなたの存在そのものが、
我にとって永久の力となる。


この先も、共にありたい。

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淡雪

HE★VENSの天草シオンだ。


夏、それは恐ろしきもの。



衰えを知らぬ陽の光は
すぐに天草の体力を
奪い去っていく。


さりとて、文明の利器を用いて体を冷やしすぎるのも
喉に良いとは言えぬ。




快適に過ごす方法はないだろうかと、
天草が思案していたある日のことだ。

瑛一が素晴らしきものを買ってきてくれた。


淡き雪を生み出す機械だ。


瑛二の誘いで共に七色の雫を作り、
白を色づけていった。




口に運べばひやりとした感触をもたらし、
一瞬で溶ける儚き氷。


おかげで、いつでも
涼を得ることができるようになった。
そして心は皆の気遣いのおかげで温かい。



暑い日とて、上手く向き合えば
良きものにもなるのだと知った。




エンジェルにも素晴らしき日々が訪れんことを。


これからも、祈りを込めて歌い続けたい。



天草とそなたのもとに幸福が絶えぬように。



この胸に溢れる限りのない愛を、
受け取ってほしい。

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呼応

HE★VENSの天草シオンだ。




エンジェルより贈られた数多の言葉たちは
どれも天草の心へと温かく響いた。


全てに答えられぬのが心苦しい限りだが、
胸に留まりし「レコーディングでの出来事」について
答えようと思う。




今回は歌の中でも与えられた役を
表現する必要がある。


そのため、レコーディング当日は
それぞれを役名で呼び合い
朝から役作りをしようということになった。



この取り組みのおかげで、
天草もラファエルとして
無事に歌いきることができた。



だが、思わぬことも起きた。





帰宅してからも癖が抜けずに、
瑛二にミカエルと声をかけてしまったのだ。



瑛二も普通に返事をして会話が続いたため、
途中で綺羅に言われるまで
お互い全く気付いていなかった。





ラファエルは今もなお
天草の中で息づいている。



HE★VENSの力を結集し作り上げたものが
エンジェルの元に届く日を
心待ちにしている。

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