大事にしとること

HE★VENSの桐生院ヴァンや!

こないだの人物紹介の時に、近藤 勇のもんは
結構残っとるっちゅう話をしたやろ?

今日はもうひとつ、ゆかりの品の中からワイが漢詩と同じく
めっちゃ感激したもんをエンジェルにも見せようと思ってな!

っちゅうわけで、ちゃんと許可ももらった写真も載せるで!
ほなええか、行くで~!!!

京都でロケした時にみんなで見に行った、
「阿州吉川六郎源祐芳」っちゅう名前の刀や!
近藤 勇が稽古の時に使っとったって言われとる。

刃の方やのうて柄の方から撮ったんは、
握りのところが手の脂で光っとるって解説を読んで、
ほんまや!って感激したからなんや。
それくらいこの刀を何度も何度も力強く握りしめて、
熱心に稽古をしとったっちゅうことやろ。
一生懸命、自分の思う未来のために。

実際にあった歴史を扱う「物語」の中で、
実在の人物を自分なりに演じるっちゅうのは
ほんまに難しいことや。
これはみんなも言っとったな。

中でも少し怖いのは、ワイが作ったイメージ全部が
丸ごと真実やって思われてしまうことやろか。

もちろん、ワイもできる限りいろいろ調べたり考えたりして演じたし、
みんなで精一杯力を合わせて作ったもんを
全部ほんまの出来事やって思わせることができたら、
それはそれでめっちゃ嬉しいことや。
でも、場合によっては、
本人に失礼になってしまいそうやろ?

せやから、まぁなんやえらいおこがましい言い方になるんやけど、
ワイの近藤 勇は、本物の近藤 勇が持っとる
たくさんの要素の中のひとつなんやって
捉えてもらえたら一番ええって考えとる。

よろしゅう!

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